とりあえず巻き戻りでもしない限り個人に影響はなさそうなので大人しく再開を待ちましょう。
去る4月20日より導入された設定6、ちょっと老兵入ってきたうちのPCではどうかなと思っていたんですが、想像以上に処理が軽くていい感じに動いてます。高精細になったモデルでマイキャラの存在感も倍増、3rdキャラのニュマ子さんで一枚描いてみました。
しかし、設定6になったからといって何が変わったから陰影が自然になったんでしょうか。そのあたり絵を描く者にとって参考になる何かがありそうです。
そんなわけで今回は設定6で導入された仕様の中でも効果が高そうなものをふたつ、しっかり意識しながら描いてみました。
ひとつはアンビエントオクルージョンです。
過去記事でも触れたことがありますが、凹んでいるところの光が他の物体に環境光を遮られて暗くなる現象を表現するもので、絵では理論を知らなくても割と無意識に描いちゃうものです。今回はいつもより強めに心がけて描いてみました。
もうひとつがデプスバッファシャドウ。
セルフシャドウとも呼ばれ、髪が顔に影を落としたりという風にキャラクタ自身のパーツがそのキャラクタに落とす影をCGで表現する技術です。
今回の絵では髪や腕がスカートに落とす影やスカートが太ももに落とす影などに顕著にでています。
言い訳がましいですが、こちらは手で描くとかなり難易度が高い要素ですからあまりうまくいってません。精進精進。
スカートや振り袖等のパーツが物理演算でひらひらと動くのはマイキャラ愛をゲームの根幹とするPSO2において元々大きな魅力でしたが、陰影が自然に出る設定6の実装でさらにキャラクタの存在感を補強してくれるようになりました。
ただ、そうなるとレイヤリングウェアで丈の長いアウターなどを貫通させないために各種パーツの動きが制限されてしまったのはなおさら残念といえるでしょう。
透ける表現や意外な肌の露出はレイヤリングウェア、ミニスカートや振り袖など動きの多い衣装は旧仕様のコスチュームで実装するのが有利なんじゃないでしょうか。
トロクロTシャツや天星学院制服など、ベースウェアとして実装されたものも旧コスチュームバージョンで欲しいものですネ。