2013年1月31日木曜日

PSO2ミコトクラスタ⑤白の質感とハニカム模様

ちょっと止まってましたPSO2マイキャラ絵。

ミコトクラスタ明宙は全体が白い衣装ですが、全てが同じ白ではありません。

暗い場所で見るとよくわかりますが、ハニカム模様のある部分と薄い布のような部分は明らかに質感が違います。
※画像は(C)SEGA PHANTASY STAR ONLINE 2 のスクリーンショットです

白や黒は多くの場合映える衣装になるんですが、真っ白や真っ黒ではメリハリがなくなってしまう難しい色。
そこに光沢の違う質感で緩急をつけてあるあたり、さすがというべきでしょうか。
この部分は絵にするなら押さえておきたい魅力の一つです。どう表現するか懸案でもあったので、試しにオシリの部分一面を加工してみました。


こんな感じです。
 CLIPSTUDIOPAINT の素材に登録したハニカム模様をマスクにして、2種類の陰影を重ねてみました。
ハニカム部分が光っているように見えるでしょうか。

元々考えていた方法ですが、意外に上手くいっている気もしています。


ハニカム素材そのものも CLIPSTUDIOPAINT で作ってあります。
数値制御的な作業を苦手とするツールなので、ラスターでさくっと作りました。

すべて①の単純なコロンのような部品からできています。
②レイヤーごと2枚コピーしてコピーの方を60度、120度と回転させ、テトラポットの側面図みたいな部品に。それを③六角形になるように目測でどんどん増やして、最小ループになりそうなところを探し出し、素材として登録します。

<折り返し>でループすればもっと小さなパターンになりますが、正確なパターンを作らなきゃならなくなっちゃうので面倒です。縮小して使うものですしこのあたりで十分でしょう。

そうして作った一面のハニカムを適当に切り取り、メッシュ変形で曲面に合わせて貼りこみです。
まるでデカールを貼るような作業はこれまた模型を作っていた頃の楽しさを思い出しました。


まだ全体の陰影が終わっていないので最終的な仕上げは後の作業ですが、懸案だった部分が上手く行きそうだな、という手応えがあるとモチベーションになります。

このあたりの楽しい仕上げ作業をやるために、もう少ししんどい作業をがんばるとしましょう。