2013年2月7日木曜日

PSO2ミコトクラスタ⑥絵であることのジレンマ

止まったり進んだりしてるPSO2ミコトクラスタの絵、懸案がもうひとつあるのでつぶしにかかってます。
ちょっと地味目の扇みたいな武器、マイセンの表現です。

ここまできてますが今回の絵も随分時間がかかっちゃってます。
作業を連続してできないこともありますが、やはりこうした懸案と毎回馬鹿正直に向き合ってしまう執拗な性格も災いしているのでしょう。
マイセンは扇状の武器なのでパースがつくと模様が波打つように変形しますが、これを CLIPSTUDIOPAINT の機能で表現する方法をちょっと思いつきません。

Lightwave でモデリングして、色要素だけをレンダリングといった方法をとるかどうか考えていましたが、やはり今回 Lightwave には頼らないことにしました。全部 CLIPSTUDIOPAINT で描いてみようとしています。

ひとまず一式、平面図的な図形をベクターで作成しました。サブウィンドウ内に表示されているものがそれです。
これに自由変形でパースをつけ、、それをガイドとして・・・あとは手で凹凸を描いちゃいます。
小さなことと無視してしまえばいい気もしますが、心が強くないので(゚ー゚;)こういうところを妥協すると絵全体のモチベーションが維持できないなんてことになりかねません。



こんなことしていると時々考えるのは、3DCGと絵の関係です。
写実を求めるなら、絵はどこまでいっても3DCGに敵いません。
マイセンも Lightwave でレンダリングして貼り付ける方がずっと速いし正確です。

それでも絵で描こうとするからには、なんらかの3DCGではダメな理由が自分の中にあるのでしょう。
手で描くことによって起こるユガミ、ヒズミ、クルイといったもの。もちろん未熟さからくるものも多分にあると思いますが、そこにはコンピュータでは出せない人間が描いたもの特有の「味」みたいなものも含まれている気がしています。

正直自分でもはっきり答が出せていない部分ですが、こうして無理やりにでも描いてみることを繰り返していればいつか何かがわかるかもしれません。

わかってみたらやっぱり Lightwave でレンダリングすればよかった、なんてお話かもしれませんが・・・