2012年5月21日月曜日

単色レイヤーとレイヤーカラー

PSO2のマイキャラぼちぼち描いています。
また描き方を変えてハマりこんでいるわけですが、今回は彩色に単色ラスターレイヤーを使用してみました。

画像は左腕のおおまかなレイヤー構成を分かりやすく加工して抜き出したもの。
左から、グレースケールの陰影部分、単色レイヤーを組み合わせた彩色部分、そして双方を重ねたものです。

レイヤーパレットに表示されている各色のレイヤーは単色のラスターレイヤーで、レイヤーカラーで色指定してあります。
レイヤーカラーというのはそれを設定したレイヤー本来の色に関わらず、強制的に指定した色を発色させる機能。

この設定をしておくと、後で描き足そうという場合にいちいちスポイトで色をとる必要がありません。
彩色用のペンと消しゴムを切り替えながら、色を気にせずにざくざく盛り削りすればOK。

今回のように主線なし、彩色そのもので形状をとっていく様な描き方をする場合は一度設定してしまえば楽になります。

・・・ただ、やはりというか懸案も出てきました。


画像のようにレイヤーカラーの指定にはカラーピッカーを使うんですが、これがまた融通が利きません。
編集中の色どころか自身が直前に指定した色も覚えないので、「どこそこと色を合わせたい」という操作は数値制御するしかありません。
画像は標準のカラーパレットをRGB表示にして数値制御しているところです。

色が決まっていればこうして数値で合わせる方法もありますが、リアルタイムで変更が反映されないので細かい調整をしながら色を決める作業にも向いていません。
ここはなんとか改善して欲しいところです。

根本的な改善を期待したいところですが、取り敢えずレイヤーパレットのメニューに“選択色をレイヤーカラーに指定”なんて項目があれば、ショートカットできて解決しちゃうんじゃないでしょうか。

CLIP PAINT Labも正式版(CLIP STUDIO PAINT)のリリース(2012/05/31)が近く、今が一番微妙な時期(2012/05/21)ですから要望は一呼吸置いてから出してみようと思っています。

製品版で直ってるかもしれませんしネ(゚ー゚)